ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。
組織のボスで作戦担当のドク(ケヴィン・スペイシー)、すぐにブチ切れ銃をブッ放すバッツ(ジェイミー・フォックス)、凶暴すぎる夫婦、バディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)。彼らとの仕事におスリルを覚え、才能を活かしてきたベイビー。しかし、このクレイジーな環境から抜け出す決意をする―それは、恋人デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を組織に嗅ぎつけられたからだ。自ら決めた“最後の仕事”=“合衆国郵便局の襲撃”がベイビーと恋人と組織を道連れに暴走を始める―。

1994年3月14日アメリカ ニューヨーク生まれ。映画デビューはクロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア共演『キャリー』(2013)。2014年にはシャイリーン・ウッドリー、ケイト・ウィンスレットらと共演した『ダイバージェント』、ジェイソン・ライトマン監督作『ステイ・コネクテッド~つながりたい僕らの世界』、そして再びシャイリーン・ウッドリーと共演した『きっと星のせいじゃない。』3作に出演し、ティーンスターの地位を確固たるものにする。ミュージシャンとしても才能の場を広げ、音楽フェスやイベントでDJを勤め、“DJアンソロ”の名でデビューシングル「To Life」をリリースした。また、191cmの長身を生かし、プラダのキャンペーンモデルとしても活躍している。

1989年4月5日イギリス イングランド生まれ。2012年に『タイタンの逆襲』で、長編映画デビュー。イギリスのテレビドラマシリーズ『ダウントン・アビー』で人気に。2013年、ディズニー映画『シンデレラ』主役の座を射止め、世界的スターに。2016年、ジェーン・オースティンの名作を基にしたホラー・コメディ『高慢と偏見とゾンビ』でヒロインを演じる。また同年舞台「ロミオとジュリエット」では『シンデレラ』の監督ケネス・ブラナーの演出で、 リチャード・マッデンとも再共演を果たした。

1959年7月26日 アメリカ ニュージャージー生まれ。映画デビューは1986年の『心みだれて』。1991年にはニール・サイモン演出の「ロスト・イン・ヨーカーズ」でトニー賞を受賞。1995年デイヴィッド・フィンチャー監督『セブン』のサイコパス役で注目を集め、同年ブライアン・シンガー監督『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー賞助演男優賞に輝く。その後は、『評決のとき』(1996)、『L.A.コンフィデンシャル』(1997)、『交渉人』(1998)などで着実に演技派としての幅を広げ、1999年、『アメリカン・ビューティー』でついにアカデミー主演男優賞を受賞。プロデューサーとしても活躍しており、『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008)、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)、『キャプテン・フィリップス』(2013)などの製作に携わった。

1967 年12月13日アメリカ テキサス生まれ。1999 年、オリヴァー・ストーン監督に抜擢され、『エニイ・ギブン・サンデー』で映画俳優としてブレイク、ウィル・スミスと共演したマイケル・マン監督作『ALI アリ』(2001)、トム・クルーズと共演したマイケル・マン監督によるサスペンスドラマ『コラテラル』(2004)を経て、2005 年、テイラー・ハックフォード監督による伝記映画『RAY /レイ』で、アカデミー主演男優賞を獲得した。『ドリームガールズ』(2006)、『キングダム/見えざる敵』(2007)、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)、『ホワイトハウス・ダウン』(2012)、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)など大作に続々出演している。

1971年3月10日アメリカ ミズーリ生まれ。『スペース カウボーイ』(2000)、『ワンス・アンド・フォーエバー』(2002)など映画の端役出演の後、2007年スタートのMC製作テレビドラマシリーズ「MAD MEN マッドメン」がヒットし、2008年のゴールデングローブ賞で男優賞(ドラマ部門)を受賞した。ほかの映画作品には『地球が静止する日』(2008)、『ザ・タウン』(2010)、『ミリオンダラー・アーム』(2014)などがある。。

1990年1月30日メキシコ メキシコシティ生まれ。16歳でドラマに出演、歌手としては2009年にデビューアルバム「Contracorriente」をリリースし、アメリカでも翌年発売された。メキシコ国内での成功の後、ハリウッドに進出し、ミュージカルや数多くのドラマにも出演。ロバート・ロドリゲスが1996年に監督した映画を自らテレビドラマ化企画し、製作総指揮を執ったシリーズ「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」の“地獄のサンタニコ”役で一躍スターの座に。次回作にもロドリゲス監督でミシェル・ロドリゲス、ジェニファー・コネリー共演の『Alita:BattleAngel』が待機している。

1974年4月18日、イギリス、ドーセット生まれ。10代の頃から映画作りに興味を抱き、スーパー8で短編映画を撮り始める。20歳の頃に学生仲間と16ミリで製作した低予算西部劇“A Fistful of Fingers”(1995・未)は小規模ながらイギリスで劇場公開された。その後、BBC等でTVドラマの製作に携わり、「SPACED 〜俺たちルームシェアリング〜」は英アカデミー賞にノミネート。04年には同作で組んだ脚本&主演のサイモン・ペッグとタッグを組み、『ショーン・オブ・ザ・デッド』(未・DVD)で商業映画に進出。ゾンビ映画に笑いと現代性、リアリティを注入した同作は世界中で絶賛された。 この後、ペッグとさらに組んだ『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(2007)、『ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!』(2013)も好評を博している。一方、『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』ではカナダの人気コミックの映画化に挑戦。ハリウッドにも活動の場を広げており、クエンティン・タランティーノの『グラインド・ハウス』(2007)ではフェイク予告編『Don’t/ドント』を演出。スティーヴン・スピルバーグ監督の『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)、マーベルコミック原作の『アントマン』(2015)では脚本を手がけている。この他、製作総指揮を手がけた作品には『アタック・ザ・ブロック』(2011)、『サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド』(2012)がある。